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西東京市新町 外装工事(屋根点検)
西東京市新町にお住まいの方から屋根点検依頼のご連絡をいただきました。

訪問業者「屋根の板金を直したほうがいい」
業者が何度か来るので不安だから見て欲しいとの事でした。

点検
お隣の敷地から2連はしごで屋根に上がり確認しました。
(※基本的に2連はしごは軒先側からかけます。その際どうしても雨樋にあたるため、雨樋の歪みや破損の原因になりますが、弊社は点検用脚付のはしごを使用するため雨樋を傷つける心配はありません)
屋根点検 2連はしご 棟板金
棟板金 固定釘の浮き
スレート屋根 コロニアル 汚れ
棟板金 固定釘 浮き
コロニアル スレート屋根材 クラック

棟板金や固定釘に若干の浮きと、屋根材表面の汚れ・コケが全体的に見られました。
また、ところどころにスレート屋根材のクラック(ひび割れ)が見られました。

数年前に外壁塗装を行ったが屋根のメンテナンスは初めてとの事でしたので2パターン修理方法をご提案いたしました。


屋根修理方法@
棟板金取替工事 + 屋根塗装工事
・棟板金と内側にある貫板(木材)を新しく取替え、屋根材クラック箇所をコーキング処理し、屋根面全体をスレート屋根材専用の塗料で塗装する方法。

屋根修理方法A
屋根重ね葺き工事(屋根カバー工法)
・屋根面全体のコケや汚れを高圧水洗浄で綺麗に洗い流し、既存の屋根材を撤去せず新しい屋根材を上に被せる(重ねる)方法。

各修理共にメリット・デメリットはあり金額差も大きいですが、今後スレート材のクラック箇所が増える可能性も考慮し屋根のカバー工法をおすすめささていただきました。




よくある質問
貫板ってなに?
↓貫板↓
傷んだ貫板
被せてある棟板金を外すと出てくる木材が貫板です。
役割としては屋根材を葺きあげた棟際や壁際などに取付け、板金を側面から釘又はビスで固定するための下地材として取り付けます。
貫板が劣化していると釘の固定があまくなり板金の飛散の原因になります。
立地条件にもよりますが、風の影響を受けやすく雨の吹き込みが多い箇所や屋根勾配が緩い建物の場合は雨水に濡れやすく劣化が激しいことが多いです。
またそれ以外の建物でも築年数15〜20年の建物では湿気の影響や経年劣化により貫板側面が傷み、固定している釘が効いてない事が多いので、屋根塗装をする場合も棟板金と貫板の取替を行ってから塗装することをおすすめ致します。
最近では濡れても劣化しにくい樹脂製貫板もありますので修理の際は工事店にご相談ください。

↓樹脂製貫板↓
人工木 樹脂製貫板




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